6/8 【破顔神楽の虫談義】片桐仁×小松貴「昆虫愛!」 『昆虫学者はやめられない―裏山の奇人、徘徊の記』(小松貴著)刊行記念トークイベントに寄せて
振り返れば小学校低学年まではわたしも虫が友達でした。
いくら付き合いを長くしても虫との関係性が変わらないと知り徐々
小松貴さんはそんな事などどこ吹く風。
雪と氷の中を凍えながら三年探し見付ければ自然を司る女神の思し召しだと崇めます。
片桐仁さんはそんな小松貴さんの人となりを要所要所で浮き彫りに
虫を追う目的が標本化ではない事。
虫を見つけても無闇に餌付けをせず自然のままに生きるさまを見守
こうした彼の、
小松貴さんのご著書を読まずに来場したお客さんにとって片桐仁さ
かと言って彼のご紹介をもし冒頭で行えば専門用語の羅列に空気は
導入部にはエンタテイメント要素をひと匙加えてコアな世界の入り
果てしない唖然呆然武勇伝の狭間、
昆虫がお好きな理由を、
友人の惚気話に付き合わされているかの様に片桐仁さんは、