7/8 【破顔神楽の虫談義】片桐仁×小松貴「昆虫愛!」 『昆虫学者はやめられない―裏山の奇人、徘徊の記』(小松貴著)刊行記念トークイベントに寄せて
最も大事なキーワードに、「好蟻性昆虫」がありました。
小松貴さんの主な研究対象です。
4ミリのコオロギが蟻の巣に” 一方的に ”共生しています。何処でも、その辺りの道端でも発見できるとか。
「見たことねぇ!」
大波の笑い。
もうひとつ付け加えるなら、聞いたこともねぇ…コウギセイ?
「好蟻性生物」は蟻の巣に寄生する生き物です。
虫だけではなく蛇やきのこも含まれ、
その中から幾つかの好蟻性昆虫をご紹介くださりました。
見付けるコツはまちなかでも構わないのでなるべく明るい場所の半
此処に来たお客さんの何割がこの後トライしたでしょう。
わたしなんぞは、
3種の見分け方は毛の長さの違い。
「同じだよぉ〜」
及び腰で揺れる語尾。
お客さんの横隔膜は既に笑い癖が付けられてしまったのか、
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このようにして小松貴さんが現実離れしたエピソードを語ると片桐
そのタイムラグがイベントの進行に比例してどんどん短くなりまし
このイベントに赴いた動機が笑いでなく学びのお客さんが多かった
壇上を見上げる位置に客席が配置された事も影響したに違いありま
ゆえに初めはなかなかの距離感が存在していました。
しかし片桐仁さんは時に上体をかがめ画像にへばり付き手放しに会
すると出演者と観客の間の段差が消え、
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心底楽しそうに、「ごめんなさいね、いっぱい喋り過ぎてしまって。
「僕の話はいいですから」
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イベントの切り上げ合図があってからも話し足りないお二人は、
そのツヤキベリアオゴミムシは設立前の某テーマパークの地に多数
小松貴さん” ツヤキベリ虐殺ランド ”と化した広大な湿地帯だったと言い直しますが、
片桐仁さん「もうおそいおそいおそいっ!!」
この日一番の笑いに揺れて閉幕となりました。