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2018-03-16から1日間の記事一覧

7/7【インスタレーション編】 咆哮のカート

忘られぬインパクトを再度求め別の日に会ったアンガーマネジメント片桐は、どういうわけか以前よりコミカルさと情の厚さを発露していました。 土曜日。家族連れの多い店内はせわしなく、個展も翌日最終日とあって、お客さんがひしめき合っていました。 品切…

6/7【個展拝観後に再び】 咆哮のカート

発泡スチロールなんですよ。 人の良い笑顔で最低限の言葉、最大限のおもてなし。展覧会受付の男性はSPのように大きな体を揺さぶりながら何とも気の抜ける解説を一言だけ放ちました。 過不足無い歓待ぶりを心地良く感じた私は、次の来客が受付を塞ぐまでお喋…

5/7【身体操作編】 咆哮のカート

拳は拳面(パンチで相手に当たる面)が内側に向かい合わせ。手首は橈屈して親指の第一関節と人差し指の第二関節が対戦相手のこめかみを挟み撃ちにします。 拳面が平ら、親指が人差し指と中指を覆い親指先が小指側に向いている点からは、この腕の持ち主が研鑽を…

4/7【前方から】 咆哮のカート

全身の関節と筋肉の盛り上がる所に、金色の二重丸、三重丸、渦巻きを配置。遠目でも立体感を手に取るように感じられます。 腕は拳のほかに高さをたがえて二本、用途を成しています。 瞼とひたいの筋肉をいっぱいに収縮して見開いた両眼。この素材では表現し…

3/7【後方から】 咆哮のカート

初めて訪れた海浜幕張は茫洋とした空と利便性が駅前からのさばっています。 平日にもかかわらず蜘蛛の子を散らしたように往来を人が埋め、送迎バスはあっという間に満員になりました。 片桐仁さんの個展が開かれたモールの一階で初めに出くわしたのは白色の…

2/7【招待編】 咆哮のカート

片桐仁さんは挽きたての寒ざらし粉の匂いがしました。ほんのりとあまく雑味のない、清らな雪室の。以来、封を切りしな深呼吸しては咳き込むのです。 いつも通りに虚勢を張れないのはどうしてだろう。ひとつお願いしてひとつ忘れて。間を埋めるつもりが口をす…

1/7 【目次】 咆哮のカート

1/7 【目次】 http://vessels.hatenablog.com/entry/2018/01/15/210344 2/7 【招待編】 http://vessels.hatenablog.com/entry/2018/01/15/212719 3/7 【後方から】 http://vessels.hatenablog.com/entry/2018/01/15/212735 4/7 【前方から】 http://vessels.…