2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧
土方久功(1985)『ぶたぶたくんのおかいもの』福音館書店. 馬場のぼる(1985)『11ぴきのねこふくろのなか』こぐま社. 小風さち・山口まお(2004)『わにわにのおふろ』福音館書店. デハラユキノリ(2006)『お野菜戦争』長崎出版. 末吉曄子・林明子(1978)『森のか…
・片桐仁さんの読み聞かせは、3つの『わ』で出来ていました。わくわく、わかりやすい、わけへだてがない。 ・5冊目の『森のかくれんぼう』をモチーフにイベント全体が作られており、みんなで森へ宝さがしの冒険の旅に出かけよう!というわくわくがてんこもり…
五冊の本が読み終わって、絵本の世界からシアタートラムの森の広場に帰ってきました。 ここで最後のクイズです。ステージ上にかくされていた動物はなーんだ? そんなの知っていたもん、というふうに口々に大声で答えます。 ぬいぐるみの白ウサギはすぐ見つか…
はやく、つぎのよんで! とのリクエスト。 「もうつぎ?つかれちゃったぁ」 ときは1970年代、宅地造成がさかんな頃作られたお話。そんな説明が、このお話の最後に片桐さんからありました。 森には、子どもにしか見えない誰かさんが住んでいて、お話の中で一…
今までと同じようにみんなは片桐さんに、落ち葉の中を指し示して絵本を探してもらおうとします。でも 「ここ?」 ひざをついて葉っぱの山をかきわけかきわけ、真顔でさがしても出てきません。 あっちー! 「こっち?これかなー?」 それー! 「ざんねんでし…
かみてから湯気が漂ってきました。お湯がわいたのかな?ここはお風呂です。 わにわにくんシリーズは人気者。洗面器といっしょに掘り出した小さな一冊を片桐さんがかかげると しってるー! 「じゃーもうよまなくていいかなー?」 だーめーーーー!!! わにわ…
次の本がかくされていた、しもての落ち葉の近くで立て看板が見つかりました。楽隊さんの目の前の、いろがみのついた楽譜立てのようなものが、それでした。ひっくり返すと 「このほんをよむな」。 片桐さんは、いきおいよく 「よみまーす!!」 「『11ぴきの…
落ち葉の小山の中から掘り出した絵本は、“ぶたぶたくん”の、はじめてのお買いもの。文字がとても多いです。 読みながらぶたぶたくんのたどった道を想像すると頭の中に町が出来あがり。思っていたとおりの町だったかどうかは、最後のページの地図で答えあわせ…
ステージ奥には左右それぞれ木の扉がひとつずつあります。 しもての扉が開き、茶色っぽい服を着た楽士さん3人、並んで椅子に腰かけ楽器を手に取りました。 ゆっくりとアコーディオンが息を吸いこむと鳥たちはしんと音楽に聴き入ります。 優しくどこかなつか…
シアタートラムは二百人が集える、こじんまりとした劇場です。 都会の真ん中に現れた避暑地さながら、鳥のさえずりが満ちています。 スクリーンには青々と生い茂る木々、小径、手すり。 しもてには楽隊さんの椅子が三脚。 椅子に寄り添って、アコーディオン…