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お話の森2019年8月4日 7/7 番外編

・夕の部の中盤でマイクが音を拾わないハプニング。

 


声を拾うたびマイクを通した声は機械的にくぐもりボソボソと雑音が入ってしまいます。

片桐さんもスタッフさんも気付いているのかいないのか平静顔で4冊目の『サトシくんとめんたくん』を終え、黒子(音声スタッフ)さんが何の前触れもなくやって来て電池パックとヘッドセットマイクを舞台の上手で取り替え始めました。

 


服がめくれて1番下に着ていた白いTシャツまで見えてしまって

 


「立ち見のお客さままで、すみませんね。こんな見せるつもりのないものまで見せてしまって」

 


えっ!立ち見のお客さんがいるの?とつい前方の席のみんなが一斉に振り返ります。

目線を向けられたお客さんもつい愛想笑いしてしまいます。取るはずのない間が続きます。

 


「舞台というのは、こうやって何があるか分からないものです」

 


しょうがないと割り切り、敢えて面白いことは言わないおつもりなのかな?

と、そこで

 


「心が綺麗な人にはなんーっにも見えないんですよぉ!?ね?」

 

黒子さんの存在を全否定。
愛想笑いで顔が半分笑っていたみんながドッと顔相崩して笑わされてしまいました。

 


今や大人も子どもも知る人気者ではありますが、今回のゲルから始まるオープニングからトラブルまでもが温かい雰囲気に包まれてなお一層和んだのは手作り感で舞台と客席の心理的距離が近いこととに加えて片桐さんのお人柄ゆえでしょう。

 


かえって客先と舞台が近付いて、最後の『つちはんみょう』が引き立ったように感じます。

 


「もうあと一冊で終わっちゃうんですけどね」

 

 

 

 


さて、黒子さん、なかなかマイクを取り替え終わらずに片桐さんもお話することが無くなり、しんと舞台は動きません。

子供たちもおりこうさんにして見守っています。

しまいに片桐さんはマイクの調子の悪さをご自分のせいにしてしまいます。

 


「さっき、やまぼうの中でずっと座ってて足痺れちゃったから、そん時におかしくなっちゃったかなぁ〜?」

 


緊張感で張り詰めてもおかしくない状況下でのとぼけた優しさが、笑い疲れた頬をまた緩ませてくれました。

 

 

 

 


デハラユキノリさんが作ったピンクのティッシュケースは片桐さんのご自宅用のめんたくん。会場からは「かわいい〜」の声ちらほら。

それを持ち出したり犬のぬいぐるみを2つも使って戯れる片桐さん。…と、わんちゃんに顔を舐められた!

 


「あぁ犬くさい!」

 


そんな文章は『きょうはなんのひ』のどこにも書かれていませんよ。自分の飼っているわんちゃんだと、においまで愛おしいものですね。

 

 

 

 


・「この場所げんていですから!「ここだけでしか売っていませんので!」夕の部のカーテンコールでギリ展グッズを推していらっしゃいました。

 

グッズを販売するという事は大勢の人が関わる一大事業なのです。昼の部も宣伝すれば良かったですね。

 

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