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2018-05-14から1日間の記事一覧

8/8 【破顔神楽の虫談義】片桐仁×小松貴「昆虫愛!」 『昆虫学者はやめられない―裏山の奇人、徘徊の記』(小松貴著)刊行記念トークイベントに寄せて

小松貴さんの新刊は昆虫に興味の薄い層もターゲットに書かれています。ドラマがあり美しい写真があり彼の汗と涙が結実しています。これを、どうですか こんな面白い人の有り得ない本、読んでみたくなったでしょう?と(は仰らないまでも)その声で全身で1時間…

7/8 【破顔神楽の虫談義】片桐仁×小松貴「昆虫愛!」 『昆虫学者はやめられない―裏山の奇人、徘徊の記』(小松貴著)刊行記念トークイベントに寄せて

最も大事なキーワードに、「好蟻性昆虫」がありました。 小松貴さんの主な研究対象です。4ミリのコオロギが蟻の巣に” 一方的に ”共生しています。何処でも、その辺りの道端でも発見できるとか。 「見たことねぇ!」 大波の笑い。もうひとつ付け加えるなら、…

6/8 【破顔神楽の虫談義】片桐仁×小松貴「昆虫愛!」 『昆虫学者はやめられない―裏山の奇人、徘徊の記』(小松貴著)刊行記念トークイベントに寄せて

振り返れば小学校低学年まではわたしも虫が友達でした。通学路のカタツムリ、松脂に足を取られるカナブン、母の疎開先のカエル、バッタにコオロギ、セミ、トンボ。図鑑を眺め、お墓も作りました。いくら付き合いを長くしても虫との関係性が変わらないと知り…

5/8 【破顔神楽の虫談義】片桐仁×小松貴「昆虫愛!」 『昆虫学者はやめられない―裏山の奇人、徘徊の記』(小松貴著)刊行記念トークイベントに寄せて

話題は小松貴さんの、楽園の宝石話にゆるゆると移ります。せっかくの島の旅ですが、小松貴さんは珊瑚礁にも魚にも目もくれず、水着に着替える事すらおろか太陽に当たる事すらしません。 彼の宝石は何と洞窟に棲まう島の固有種のゴキブリ。そのチョイスのユニ…

4/8 【破顔神楽の虫談義】片桐仁×小松貴「昆虫愛!」 『昆虫学者はやめられない―裏山の奇人、徘徊の記』(小松貴著)刊行記念トークイベントに寄せて

冬眠中の蛹を探す旅から話はナナフシへ。 擬態する昆虫は保護色の中に身を隠すものと思いきや そうでもないことを小松貴さんの新刊から抜き出して。 撮影は昼間。昼は敵の目を欺くため前足を伸ばし木枝のふりをして静止。ナナフシ探しは、私に見破れぬ擬態は…

3/8 【破顔神楽の虫談義】片桐仁×小松貴「昆虫愛!」 『昆虫学者はやめられない―裏山の奇人、徘徊の記』(小松貴著)刊行記念トークイベントに寄せて

これから投影される画像の中にどんな昆虫が居るか、小松貴さんが出題し片桐仁さんが答えるクイズ形式から始めましょう。そう主催者がアナウンスしてマイクがお二人の手に委ねられました。 そして映されるやいなや何故か現れる、蚊の画像。 ん?…うん、クイズ…

2/8 【破顔神楽の虫談義】片桐仁×小松貴「昆虫愛!」 『昆虫学者はやめられない―裏山の奇人、徘徊の記』(小松貴著)刊行記念トークイベントに寄せて

小松貴さんは昼間の虫探しの泥をスニーカーに付けたまま登壇されました。 わたしにはそれが彼らしさの象徴で、この会場を埋めたお客さんへの名刺代わりだと思えました。 ショッキングピンクの絵柄を据えた黒いTシャツと濃紺のパンツは虫探しで鍛えられた体…

1/8 【破顔神楽の虫談義】片桐仁×小松貴「昆虫愛!」 『昆虫学者はやめられない―裏山の奇人、徘徊の記』(小松貴著)刊行記念トークイベントに寄せて

笑と言う字は神様を楽しませるために舞を踊う巫女さんの両手の象形だと言う由来があります。 神楽坂の名の由来は、坂の右側に位置する高田穴八幡が神楽を奏したからとも、若宮八幡の社の神楽の音がこの坂まで聞こえたからとも言われます。 神楽は神の宿ると…